電通に罰金50万円求刑

違法残業があったのに必要な防止措置を取らなかったとして、労働基準法違反の罪に問われていた電通のる初公判があり、長時間残業について刑事責任を追及され、、罰金50万円が求刑されたのだそうです。

冒頭陳述によれば「クライアントファーストで、深夜残業や休日出勤もいとわない、という考えが浸透していた」として、「労働基準監督署から是正勧告を受けていたが、社員の増員や業務量の削減といった抜本的な対策を講じなかった」ということのようですが、この罰金の安さもさることながら、クライアントファーストという考え方は、ちょっと難しい部分ではありますよね?

電通に罰金50万円求刑

そもそも仕事がなければ食べていけませんし、仕事は勝手にやってくるものでもありません。 ましてや広告事業なんてのは時間との戦いでもあったりしますし、競合相手もたくさんいますからね・・・。

正直なところ、電通にも大いに問題はあるのですが、これってクライアント側の無茶ぶりというものもあって、広告業界自体の悪習なのではないでしょうかね??

ですので、電通だけでなく、他の広告企業に対しても調査をすべきだとは思うんですけどね。

知り合いのところなんて、確かに拘束時間が長くて大変そうだと思うことはあるんですけど、その拘束されている時間、目一杯働いているかというと、そんなことはなく、2~3時間の仮眠だったり、ぼけーっとしていることもあるようで、思うに「勤務時間によってお金を図る」ということ自体が良くなくて、ビジネスとして成果主義というものにもっと日本も目を向けるべきですよね。

成果を取るために残業を残業だと思わない人だっているわけで、正直なところ、今の日本は「仕事をする」「稼ぐ」という部分での意識が低くなりつつあるようで、多くの人が時間給で物事を図っている傾向があるように思えます。

1円を自分の力で稼ぐということの大変さをもっと知り、デスクにいるだけでお金を貰える、タイムカードを切るだけでお金を貰えるというような発想から、抜け出すべきだと思いますし、ここは日本人の弱いところではありますけど、「自分の意見をしっかりという」ということを小さな頃から教えていかなければならないと思います。

日本国内だけであれば「競争」しなくてもいいのでしょうけど、世界に出ていけば必ず、「競争世界」に巻き込まれますし、「勝ち」を知り、「負け」を知ることは人生においてとても大切なことだと思います。


タグ :ビジネス

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